蚤の市

週末は各所で蚤の市が開かれます。
パリではクリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユの蚤の市が有名です。
今回はその中でもっとも大きいと言われているクリニャンクールへ行ってきました。ここでは、14区画に約3000軒が出店しています。

見本市では最新のものが集まるのに対して、ここでは大事に使い古された品々をたくさん見ることができます。
品物は家具、食器、絨毯、工具などの暮らしの道具からレコード、本、写真、絵画など趣味にまつわるものまで何でもあります。
品目だけ見れば見本市とほとんど変わりないのではないでしょうか。
作られた時代が様々だという点からみれば、バリエーションは見本市よりも多いかもしれません。
値段もリーズナブルなモノから、びっくりするような高値の付いているものなど様々です。
表に雑然と置いてあるものに限って高値が付けられていたりするので驚かされます。

以下は、歩いてみた区画です。
なんと、区画ごとにHPもあり、ジャンルを絞って訪れることも可能です。

Marché Dauphine
http://www.marche-dauphine.com/
ここはアーケードのようになっていて2階建てです。
1階は家具、道具、絨毯などの店が軒を連ねます。

こちらは2階の様子です。
レコード、おもちゃ、本、雑誌、古銭、古写真やヨーロッパの観光地の古い絵葉書などがありました。

Marché Vernaison
http://marchevernaison.com/
ここは小さな町のようになっていて、こちらも家具、銀食器、絵画、などが見れます。

Marché Biron
http://www.marchebiron.com/
ここはアンティーク調のゴージャスな家具や装飾品がおおく見られました。

1度では周り切れなかったので、根気よく週末に通いたいと思います。

以下は今回紹介した以外の区画のHPです。
(間違いあるかもしれません。)

Marché Paul Bert Serpette
http://www.paulbert-serpette.com/

MARCHÉ JULES VALLÈS
MARCHÉ MALIK
LE PASSAGE
L’ENTREPÔT
MARCHÉ CAMBO
http://www.marcheauxpuces-saintouen.com/1.aspx

HP なし
LECUYER
MARCHÉ ANTICA
Marché du Plateau

メゾン・エ・オブジェ

1年に2回(1月と9月)おこわれるデザイン・インテリア関連見本市、メゾン・エ・オブジェへ行ってきました。

来場者85,825人、出展社数2,871社(2017年1月)、会場の広さも東京ビッグサイトの約3倍と、最新のトレンドを発表する見本市としては欧州最大規模のものです。

展示はMAISON(家)、OBJET(物)、INFLUENCES(影響?)の3つの大きなテーマに別れていて、さらに、それぞれのテーマのなかでも細かく13テーマに別れ、家具、食器、雑貨、はては壁紙まで生活にまつわるものほぼ全てを展示します。



今回メゾン・エ・オブジェを訪れた当初の目的はインテリアの最新のトレンドを知ることだったのですが、実際に訪れてみると、置かれている品々やブースの数から、その地域の人々の食文化、暮らしの中でのこだわり、海外のどのような文化に興味があるのかなども読み取ることができ、収穫の多い4日間になりました。

メゾン・エ・オブジェ
http://www.maison-objet.com/fr

会場情報
https://www.viparis.com/site/paris-nord-villepinte

材料

パリに着いてから一番気がかりだったのが模型やプロトタイプの制作に使う材料や道具をどこで調達するかでしたが、
近所のLE BHV MARAISというところでほぼ揃うことが分かって一安心です。
木材のカットザービスもあります。
他にもパリ市内にホームセンターがあるそうなので、安さ品揃えなど比較しようと思います。
LE BHV MARAIS  http://www.bhv.fr/

以下は売っていた品々です。

ハンダ、ロウ付け

ヤスリ

電動工具


ノミとカンナ


木材


ビスと釘

コード

 ノコギリ用のガイド

スコヤ

ノギス

熱収縮チューブ