日曜日はマルシェ

日曜日と平日1日の週2回、パリのいたるところでマルシェがひらかれます。
野菜、魚介類、肉、チーズなどの露店が広場にひしめき、威勢のいい声が飛び交います。
僕が通っているバスティーユのマルシェは食材のほか、石鹸やまな板、調理用具などの雑貨店まであるので便利です。値段もリーズナブルなので、1週間分の食材を日曜日の朝にまとめて買っています。

たいていは1kgに対しての価格が表示されていて、必要な分を渡して重さを測ってもらったり、必要な量(重さ)を伝えて購入します。
もちろん1つだけでも気持ちよく売ってくれます。
野菜は日本より安い印象で、特にトマト、ブロッコリー、アスパラなど日本で高いなと思っていたものが安く手に入るので、ついつい買い過ぎてしまいます。それでも、僕が買う量なんかはたかがしれていて、地元の人々は大きな袋にどっさりと買っていきます。

ハーブやミントは大胆に束で売っています。1束130円くらい。

こちらはキノコの露店。
どのお店でも品物の名前がわからなかったりすると親切に教えてくれます。

野菜が安い反面、魚介類は少し高い印象ですが、ムール貝などは求めやすい価格でとても美味しいです。また、高級品は1kgの値段ではなく、100gに対しての値段が書かれていたりするので、ぬか喜びに終わることも多いです。

マルシェは店舗の数が多いだけでなく、とにかく品物の種類が豊富で見応えがあります。また、同じ種類のものでも日本とは形や色が違ったりするので、飽きません。パリを紹介する様々な文章にも書かれていますが、日曜日はしまっているお店も多いので、地元の人々の生活が垣間見れる点でもマルシェ散歩はおすすめです。